なごみグループ誕⽣ストーリー
2003年11月
「マッサージ整体院なごみ」がスタートしました。
なぜこの仕事を始め、なぜこの仕事に情熱をここまで傾けているのかをご紹介します。
1.誕⽣のきっかけ
⾃分で笑顔を作りたい
代表の伊澤は子供の頃から人の笑顔を見ることが大好きでした。
変顔をして笑わせたり、お祝いにサプライズをしてみたり。
そしてプラモデルを作ることが好きな手先の器用な子どもでした。
大人になった私はアミューズという芸能プロダクションに就職しました。
プロダクションの一線で働くマネージャー職に就き、数年間がむしゃらに働きました。
仕事自体は興味深く面白いものでしたが私は自分の心が少しずつ削れていくように感じました。
自分の担当するアーティスト達は輝かしく人々の笑顔を作る仕事をしていました。
しかし私の仕事は地味な裏方の仕事でした。
私は自分が直接誰かを喜ばせてその笑顔を見たいのだと気付いたのです。
2.既存の技術に疑問を感じる
マッサージを学び、
⾏き詰まる
そして私は会社を辞め、鍼灸や按摩マッサージ指圧を学びました。
私も背中の張りに悩まされていましたし、私の器用な指先を活かすのに最適な仕事だと思ったのです。
それになにより誰かを直接喜ばせることのできる仕事でもあったからです。
しかし学校や職場で教わる技術にはもの足りなさを感じていました。どうも表面的な軽い技術に思えていたのです。
3.新しい技術の発⾒
深層の筋肉に圧を留める
そんな修行の日々の中、私は一人旅でラオスの電気すら来ていない山奥に滞在しました。
そこで食中毒になり、発熱と吐き気と下痢と全身の辛さに一晩中床をのたうち回り、背中の張りに寝ることすらできずにいました。
せめて背中の張りが取れれば、とペットボトルを「ぐぅぅぅぅ~」っと背中に圧し当てました。
するとひどい張りが緩み、すぐに寝ることができました。そして昏々と眠ったあと回復して無事日本に帰れました。
そこで圧を深層筋に長く留めておくことが効率的にコリを緩ませることに気づきました。
「リズミカルに圧を出し入れして圧す方法」では圧の合計の量が少なすぎます。
また「筋肉を揉む方法」では筋繊維を切って揉み返しがしやすく危険です。
国家資格を持っていれば素晴らしい技術を提供できるのだという思いは砕かれましたが、学校で学ばないことを実体験の中で身に付けることができました。
4.五感で感じるものすべてに
技術以外も総合的に
上質にする
また、技術偏重の業界の中にいて、私も技術を追求していけば幸せな人の笑顔をたくさん作れると思ってきました。
しかし段ボールの積み上げてある店内、大きな声の響き渡る空間、「オレは治療を施しているんだ」と上から目線の接客態度を目にするうちに「何か違う」と思うようになりました。
もっと喜んでもらって笑顔を見たいなら多方面に目を向けるべきだと徐々に思い始めました。
そして技術だけを尖らせるのではなく、五感で感じるものすべてに重きを置いて総合的に緩めていくべきだと考えるようになりました。誠実に全ての項目で「優」を取って、みながハッピーになる日本を代表するようなサロンにしたいと思っています。
5.これから
かがやく笑顔の元気な
⽇本にしたい
私はそんな今までの経験から、『しっかり圧を深層筋に留めておく施術』と『上質な空間を作り五感で緩めていく』ことに『おもてなしの心』を加えて感動を生み出して笑顔をたくさん作り日本を元気にしたい、生活指導も含め、危うくなる前に準備をして頂きたいと思っています。
プラモデルを作ることが好きだった少年は大人になり、今は変顔の代わりに親指に圧を乗せて仲間たちと一緒に元気な笑顔を作っています。これからも望まれるだけ、ずっと。